ホームページ制作に必要な期間は?完成期間を知って早めに依頼しよう
2021/10/05

会社でホームページ制作をするにあたり、どれくらいの期間が掛かるか気になるところでしょう。
一口にホームページと言っても、ページ数や制作する目的も異なり、それによって制作期間も変わってくるものです。
この記事では、ホームページ制作に掛かる期間や、制作の流れについて紹介します。
スケジュールを立てるにあたってぜひ参考にしてください。
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ホームページ制作にかかる期間

制作したいホームページの規模により、制作にかかる期間は大きく異なります。
例えば1ページに情報をまとめるLPサイトから、大企業や学校向けの1000ページにわたる大規模サイトまでさまざまです。
今求めるホームページはどのくらいの規模が必要か検討し、制作期間のめどをつけましょう。
特に公開日が決まっていない場合はじっくり時間をかけて内容を詰めてもかまいません。
しかしプロジェクトのホームページなど公開日が決定していれば、サイト規模などを考慮して取り掛かる日にちの逆算が必要です。
サイト規模や要望ごとで必要なホームページ制作期間を解説します。
サイト規模別期間の目安
サイト規模はホームページのページ数と内容で決まります。
紹介するホームページ制作期間の目安は、打ち合わせから発注が既にすみ、制作会社がサイト制作作業を始めてから完成するまでをさします。
あくまでスムーズに、トラブルなく制作が進んだ場合の目安です。
LP
LPとはランディングページの略称で、検索結果や広告から閲覧者が到着するページです。
商品の注文や問い合わせ・イベントの予約・サンプルや無料会員、体験版への申込・求人募集への申込などを目的としたサイトです。
LPは1ページのため制作期間は最も短く、1ヶ月あたり27営業日の制作会社で1か月ほどかかります。
パソコンサイトとスマホサイトの両方を制作した場合の日数のため、どちらかのみであればさらに期間短縮の可能性があります。
現在は両方の仕様に対応したサイトが望まれるため、できればパソコン・スマホ両方対応のサイト準備がおすすめです。
3~5ページ
ページ数の少ないホームページは、SNSなどが入口のキャンペーンサイトなどに多く使われます。
キャンペーンサイトの場合、ページ数は少ないものの応募の決まりや商品紹介など盛り込む情報量が多いサイトです。
打ち合わせに時間がかかりやすいですが、制作自体は2ヶ月程度が目安です。
15ページ
15ページは会社の公式ホームページによくあるボリュームで、企業の採用情報サイトにも使いやすい規模です。
例えば採用情報サイトの場合、閲覧者が自社に興味を持つよう多くの画像を掲載して雰囲気をアピールします。
そのためには多数の画像の撮影・加工が必要で、撮影対象のスケジュール調整もホームページ制作日数に含めます。
15ページのホームページは2~3ヶ月ほどかかり、関わるスタッフの数が増えるほど制作期間は延びる傾向にあります。
30ページ
30ページも会社の公式ホームページによく採用される規模ですが、ページ数が増えるほど長い制作期間が必要です。
ページそのもののデザインやコーディングだけでなく、掲載する内容の取材や編集などにも時間はかかります。
そのため30ページほどのホームページ制作には4~4ヶ月半は必要です。
100ページ
100ページを超える規模の大きなホームページ制作は、例えば企業で取り扱い製品の掲載をする、または多言語展開する企業に選ばれます。
多言語展開のホームページ制作の場合、翻訳作業も必要になりその分制作期間が延びます。
多言語展開で100ページのホームページ制作する場合、8~9ヶ月ほどかかります。
LPの1ページ制作するために1か月ほどかかるため、100ページもつくるには1年以上かかると思うかもしれません。
しかし規模の大きいホームページはひとつの作業中にまた別の作業を進められるため、重ねてスケジュールを立てられます。
その結果8~9か月ほどでホームページができあがる計算になります。
デザインコンセプトがあるとき
企業や商品イメージを重視したホームページ制作では、デザインコンセプトを初めキャッチコピーをきめる、内容の詳細な聞き取りなどがあります。
ブランディング案件は特に重要な手順で、通常の制作時間に1~2ヶ月ほどプラスされます。
システム導入が必要なとき
ホームページ内に新規会員登録や代金の決済機能をつけたい場合、サイト規模に応じた制作期間に加えて半月~1ヶ月がかかります。
サイト内検索機能の追加も同様にプラス期間が必要で、さらに複合したシステムの導入には制作期間が長くなります。
求める機能が複数ある、または複雑なときは発注前に制作会社と相談しましょう。
ホームページ制作の流れ

ホームページ制作会社に自社のホームページを依頼しようと思ったとき、制作会社との間で行われるやりとりや、制作会社が行う作業内容を紹介します。
ホームページを見て、たった1ページならすぐできると感じる人もいますが、以下の制作手順が必要です。
質の高いホームページで見込み客などを集めるためにも、余裕を持ってホームページ制作を依頼しましょう。
ホームページ制作の打ち合わせと発注
ホームページ制作会社に自社がつくりたいホームページの規模や目的を伝え、イメージの共有を行う段階です。
ホームページ全体に関わるため、時間をかけて入念な打ち合わせをする制作会社もあります。
サイト設置の目的や自社コンセプトの伝え方があいまいでは、イメージどおりのホームページに仕上がらない可能性があります。
必要な資料などをホームページ制作会社へ提供し、共通のイメージを持ちやすい工夫をすると修正回数を減らしイメージのずれを防げます。
サイトマップを作成する
ホームページのイメージがまとまり、全体像が大体把握できた段階でサイトマップを作成します。
サイトマップはホームページの構造を表す図面で、どのページにどの内容がありつながっているかがわかる一覧です。
サイトマップをつくるとともにページレイアウトの設計も行い、大枠を決めます。
この段階までに自社とホームページ制作会社の間で十分なイメージ共有ができていると、後の工程がスムーズです。
イメージしたとおりのサイトができあがれば、打ち合わせからサイトマップ作成までがうまくいったといえます。
サイトデザインを作成する
ここからはホームページ制作会社で行う作業で、依頼者から提供された情報をもとにトップページデザインを始めます。
デザインができ次第依頼者へ確認をとり、OKが出るとそのデザインに従ったデザインで階層ページの作成をします。
業者にもよりますが、デザイン修正は依頼者がOKを出すまで無料のケースが多いです。
しかし修正依頼をするほど完成日は遅れるため、十分な事前打ち合わせは大切です。
コーディングする
依頼者からホームページデザインにOKが出たあと、本格的にサイト構築へ進みます。
デザインを反映させるホームページ設計のほか、動作やサイトを訪れた人の見やすさ、使いやすさなどのシステム部分の構築もします。
自社サイトを検索結果上位に表示させるためのSEO対策も、コーディングの段階で行う作業です。
できあがったホームページのチェック
すべてのページ制作を終え、サイト全体が問題なく稼働できれば制作会社の作業は完了です。
具体的には、社内チェックや検証、動作確認を十分行ったうえで依頼者に確認をとりOKが出れば納品されます。
完成までのスケジュールの立て方

自社ホームページの作成はリニューアルや新商品発売など、目的により必要な時期が異なります。
商品の発売日が決まっていれば宣伝開始までには完成させるなど、他の業務とあわせたスケジュール管理が必要です。
スムーズなホームページ制作のスケジュール管理のポイントを解説します。
ホームページ制作のゴールを設定
ホームページ制作会社と行う最初の打ち合わせで、どのようなホームページを目指すかゴールを設定し共有します。
例えば今あるサイトのリニューアルではどう変更するか、新製品やサービス発売のサイトづくりの場合は新規会員の入会や商品の購入を目指すなど、具体的な目的が既にあると打ち合わせがスムーズです。
自社のコンセプトやイメージのわかりやすい企業パンフレットがあれば、業者に渡すと伝えわりやすいでしょう。
完成日を決める
制作が延びてもかまわないケースは少なく、いつまでにホームページを公開したいと決まっています。
どれだけページ数が多く情報の豊富なホームページを希望しても、期間が足りなければ難しいです。
まずホームページの完成日を決め、その範囲で制作可能なサイトを制作会社へ尋ねましょう。
より詳しい内容の提示ができると同時進行可能な業務の判断ができるため、具体的な完成日がわかります。
ホームページ制作期間を短縮する方法

ホームページの公開日まで時間は少ないものの、十分な情報を盛り込みたいと考える場合、制作時間短縮の方法に取り組みましょう。
依頼側からとりあえず早くと伝えても制作会社の都合もあるので、お互いのすり合わせが大切になってきます。
公開予定日直前になって慌てないよう、制作依頼の際に押さえたいポイントを解説します。
事前にホームページ制作の課題を決めておく
ホームページ制作で最も時間がかかる工程は実際のページ制作ですが、次に解決したい課題や要件の定義にかかります。
制作会社からのヒアリングで初めて考えるよりも、事前に課題や制作目的、ゴールなどの情報をまとめましょう。
プロジェクトのイメージに沿ったサイト制作を依頼するためにも、担当者ひとりでイメージをまとめず上司やメンバーとサイトイメージを固めて制作会社へ伝えます。
制作費用なども絡むため担当者以外に決裁者の了解もとっておくと、社内でのトラブルを防げて工程がスムーズに進みます。
ホームページ制作会社と共通認識を持つ
依頼者とホームページ制作会社の間で認識にずれがあると、イメージどおりのサイトにならず修正に時間がかかります。
共通認識が初めからあるとそれに沿ったサイトづくりや内容の提案を制作会社から受けられ、依頼者の想像以上の仕上がりも期待できます。
制作会社とホームページ担当者の間に加え、社内の上司やプロジェクトメンバーも共通の認識を持つとできあがったホームページの承認をされやすく、スケジュールどおりの進捗になるでしょう。
ホームページに関わる人の認識が統一されると、修正回数が減りその分完成予定日の短縮も期待できます。
プロジェクト責任者をおく
プロジェクトの共通認識は持てており、発注したホームページのイメージも共有できているものの、責任者が決まらず最終的に誰が判断するかが不明確な場合があります。
メンバーの誰もが認めるホームページが完成しても、承認されなければ公開が遅れるかもしれません。
工程の途中で判断が必要になった場合も、責任者がいなければ決定ができず制作会社も作業が止まってしまいます。
ホームページ制作期間の短縮には、判断が必要なときすぐに行える責任者の設置もポイントです。
確認時間を短縮する
「サイトマップが完成した」、「トップページデザインができた」などのタイミングでホームページ制作会社から確認の連絡が入ります。
担当者に任されている、決裁者がすぐ確認できる状態の場合、時間をおかずに制作会社へOKの返事ができ制作はスムーズに進みます。
サイトのボリュームが大きいほど確認事項は増え、その都度確認に時間がかかるとその分完成日は先に延びます。
確認日の予定は制作を始めた最初の段階で制作会社からスケジュールを受け取るはずで、その予定に合わせて決裁者の確認が取れるよう手配しましょう。
ホームページ制作期間を知って計画を立てよう

ホームページ制作はつくりたいサイトのページ数や内容により、制作期間は変化します。
イメージどおりのサイトを制作会社に依頼するには、目的やイメージを社内でまとめ伝えましょう。
共通の認識があるとデザインを始め納得の内容を期待でき、修正回数が減って完成時期の延長を防げます。
ホームページに盛り込みたい内容のほか、確認後の承認は誰が行うかをはっきりさせておくと、制作会社から確認の連絡があったときもスムーズです。
依頼者の承認がすむまで制作がストップする工程もあるため、社内での連携も確認しておきましょう。
なお、当社では、SEOに強いホームページ制作ツール「FREE CODE(フリーコード)」を提供しています。これからホームページ制作を検討中でしたら、ぜひこちらのツールをチェックしてみてください。

「世界中のコミュニケーションをクラウドで最適に」することをミッションとして掲げ、2000社以上の法人向けのデジタルコミュニケーションとデジタルマーケティング領域のクラウドサービスの開発提供を行う防災先進県静岡の企業。1977年創業後、インターネット黎明期の1998年にドメイン取得し中堅大手企業向けにインターネットビジネスを拡大。”人と人とのコミュニケーションをデザインする”ためのテクノロジーを通じて、安心安全で快適な『心地良い』ソリューションを提供している。
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